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中仙道の宿場町 御嵩にある願興寺の歴史は古く、天台宗の開祖 伝教大師最澄が、この地で布教の折、
自ら刻んだ薬師如来像を布施屋に安置したのが始まりと伝わります。カニ薬師と呼ばれるようになっ
たのは、近くの尼ヶ池よりカニの背に乗って現れたという金色の薬師仏が本尊の胎内に納められてい
ることに由来します。 本堂は400年前のもので重要文化財。武田信玄の手勢による兵火で炎上したのち、地元の人々 が木材を持ち寄り再興したものです。霊宝堂には24体の国の重要文化財があり、平安、鎌倉時代の 仏像が一堂に会します。 |